Windows7にVisual Studio 2015 Communityを入れずにF#環境を構築してみる
スペック的にはVisual Studio 2015 Communityを入れて
もまぁ大丈夫な環境だったけど、実際にインストールして
みたら、再起動しろって通知の後にサードパーティ製の
デバイスドライバの関係でエラーになったので、これは
あかんということになって、やっぱり楽しないで、
高機能エディタでもある、Visual Studio Codeから
Ionideを利用して使える環境を作ってみたメモ。
[前提]
fsharp.org/use/windows の Option3: Install the free F# compiler and tools alone
[手順]
1) .NET4.5 インストール
(Visual Studio 2015 Communityを入れると手動アンインストールでは
4.5.1 Multi-Targeting Pack が入ったままになっているので不要)
Windows7と2008 Server用のはwinsdk_web.exeという名前だが、
管理者権限でインストールを実行すると、最初に警告ダイアログが
出るので、特に問題ないのであればWindows 10用のリンクから
skdsetup.exeをダウンロードしてインストール。
ちなみに、Windows 8と2012 Server用、Windows 8.1およびWindows 10
用のSDKは全て同名だが、それぞれサイズが異なる。
3) Microsoft Build Tools 2015 (BuildTools_Full.exe) をリンク先からダウン
ロードして管理者権限でインストール
4) Visual F# Tools 4.0 (FSharp_Bundle.exe) をリンク先からダウンロードして
管理者権限でインストール
5) Visual Studio Code を起動して、コマンドパレットからIonideをインストール
> ext Install
>ext Install Ionide
を入力し、右端の「↓」のアイコンをクリックしてインストール
「×」アイコンになればインストール完了
6) 適宜、Ionide-PaketやIonide-FAKEをインストール
7) 再起動通知が来るので再起動すると、変更が反映
その後、1.2のリリース通知を知るw
1ヶ月ごとにバージョンアップしている模様。
**コマンドプロンプトでFsiおよびFscを起動する場合、下記を
システムの詳細設定 - 環境変数でPATHに追加
;C:\Program Files\Microsoft SDKs\F#\4.0\Framework\v4.0
[参考サイト]
Windows 10 SDK - Windows app development
https://support.microsoft.com/ja-JP/kb/3060695