F#のWebAssembly開発環境のためにWin10 HomeのVirtualboxにMX Linuxをインストールした
通常デフォルトで使うLinux環境はManjaro GNOMEだけど、F#のWebAssembly
環境を動かすには非公式のArchLinux系ディストリのManjaroよりDebian系の
ディストリで対応したほうがよいということを過去の経験則から理解していたので、
今回は以前の名前がMEPISと呼ばれていたMX Linuxをインストールして使ってみる。
ちなみに以前はMintやLubuntuを使っていた(Φω|
ではベースからzshインストール+設定までの環境構築について備忘録を過去に自分
が書いた記事と異なる部分と忘れやすいものについてまとめている。
[インストール手順]
1. 先月の頭に落としといたMX Linuxのisoファイル(MX-19_x64.iso)を使い、
Virtualboxに仮想環境をインストール。
2. 再起動&再ログイン後、スタートメニューからMX Package Installerを起動し、
日本語フォント(Japanese Fonts)と日本語IM(Japanese_Input_fcitx)をインストール。
3. 辞書ツール(mozc-utils-gui)も同様にインストール。
4. 同様にLXDEをインストール。
5. プログラミング用にfonts-rictyもインストール。
$ sudo apt install fonts-ricty-diminished
6. aptのアップデート&アップグレードを実行。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
7. エディタとしてNeovimをインストールし最低限の設定を~/.config/nvim/init.vimに
入力し保存。
$ sudo apt install neovim
8. Guest Additionsをインストール。
8-1. Virtualboxメニューから[デバイス] - [Guest Additions CDイメージの挿入]クリック。
8-2. 自動起動しないのでターミナルで8-1をマウントし実行。
$ cd /media/username/VBox_GAs_5.2.22
$ sudo ./VBoxLinuxAdditions.run
その後、再起動しろという英語のメッセージが出力される
のでシステム再起動。
※成功してればウィンドウが拡げた分だけ拡がる。
9. homeディレクトリ以下の日本語化されたフォルダを英語に戻す。
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
上記コマンドを実行すると日本語フォルダを英語に変更する
画面が出るので従う。
10-1. zshインストール。
$ sudo apt install zsh
10-2. zshをインストールしたパスを確認。
$ which zsh
10-3. zshのバージョンを確認。
$ zsh --version
10-4. zshをターミナルで実行。
% zsh
zsh-newuser-installを起動するので、1→2→1→0の順で
実行し設定を保存。
10-5. 現在使用しているユーザのシェルをzshに変更。
% chsh -s $(which zsh)
10-6. oh-my-zshをインストール。
% sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/ohmyzsh/ohmyzsh/master/tools/install.sh)"
10-7. zshのthemeとしてhonukaiを検索し、ファイル名「honukai.zsh-theme」
で保存。
10-8. 上記ファイルを ~/.oh-my-zsh/custom/themes/ に配置。
10-9. .zshrcのZSH_THEMEにhonukaiを設定。
10-10. sourceコマンドで設定を反映させる。
% source ~/.zshrc
※もし、ここで下記エラーが出たらzshコマンドを実行したりシステムを再起動後に
ターミナルを実行する等して設定をロードする。
[参考サイト]
Installing ZSH and oh my zsh on Linux Mint 19 Taraundebugable.wordpress.com