【備忘録】siductionでDebian sidのベースをインストール
※こちらは@DIARYにバックアップされた記事から
必要な部分だけ抜粋しています。
7以外にOSX(Lion)もあるけど、やっぱりLinuxもあった方がいいよね。
ってことで、VirtualBox(vmdkなのはVMwareとの互換性のため)に関数
型言語環境に優しいDebian sidのベース環境を今回はAptosidからforkし
たSiductionを使って構築する際のメモ。
ようやくホストOSも64ビットになったので64ビット版Linuxを導入できる
ようになった。
なので、siduction-12.1.5-razorqt-razor-qt-amd64-201205282240
を使った。
1.Gdiskを使ってHDのパーティションを切る
今までの慣習だとLiveCD付属のGPartedであったりKPartedであっ
たりを使って楽するところだが、GUIツールがバグってて起動しな
かったので2番目にリスティングされてたCUIのGdiskを使うことに。
まずは情報収集からだけど日本語情報の少ないこと。
かと言って英語のオフィシャル情報も必要な部分まで検索するのが
面倒くさい。
ってことで、fork元のAptosidのマニュアルを見ながらインストール。
ピンポイントで調べた中では一番、分かりやすかった。
2年前はそうだったけど今はどうなんだろう?
2.日本語表示&入力環境の構築
ベース環境インストール後の再起動で日本語表示&入力環境を構築
してみる。
まずはapt-get update。
次に日本語フォントをインストール(もちろんroot権限で)。
# apt-get install ttf-kochi-gothic ttf-kochi-mincho ttf-vlgothic ttf-kiloji ttf-mona
システムのデフォルト言語に日本語ロケールを追加して環境変数LANGを
日本語(ja_JP.UTF-8)に変更。
# dpkg-reconfigure locales
ここまでは順調なのだが、ja_JP.UTF-8を追加する時にどのキーを叩けば選択状態
になるのか?という初歩的な問題ではまった。
正解は「space」キーで選択できるって情報が載ってるサイトがほとんどなかった
ため、その1点のためにえらい長い時間がかかってしまったw
と言う訳で、spaceキーで選択してOK、次画面で追加されたja_JP.UTF-8を確認
してOKを実行。
システム再起動で環境変数 /etc/default/locale を確認すると、en_US.UTF-8が自動で
ja_JP.UTF-8に書き換えられている。
もし書き換えられていない場合は英語をコメントアウトして日本語を追加すればOK。
★参考サイト
Fulldigit - [Debianセットアップ]ロケールの設定変更
[Debian] localesをインストールして日本語を表示する: Akito's IT技術 メモ
日本語IMとしてuim, uim-anthy, uim-systrayをインストール。
# apt-get install uim uim-anthy uim-systray
そして更に再起動後にシステムのIMを日本語に切り替える。