F#とBoleroを動かす環境をLubuntu 18.04.3 LTSで構築してGetting startedしてみた
当初はWin10ギリギリスペックのVirtualBoxにインストールしたMX Linux19
にF#とBoleroを動かす環境を構築してみようと思ったけど、LXDE -> LXQtに
アップグレードしたら環境が不安定になり、お亡くなりになられたため
重くないDebian系ディストリで再チャレンジしてみた(Φω|
LTS以外にも19.4とか19.10も試してみたけど、QtTerminalとスタートメニュー
の挙動が特に不安定で使いづらかったので除外。
ハッキングラボを勉強するためのKaliもいいなと思ったけど、ovaファイル
利用でカスタマイズするのも慣れてないから時間がかかるかも...
ということで、軽量LinuxだとLXDEでしょってことでLubuntuで試した。
[手順]
1. Lubuntu公式から18.04.3 LTSをDL.
2. isoイメージを指定してVirtualBoxを起動。
3. ベースを日本語、Asia/Tokyo指定でインストール実行。
※特に文字化けもなく日本語ロケール、fcitx-mozcがデフォルトインストール。
4. Linux用GuestAdditionsをインストールしシステム再起動。
※LubuntuはUbuntuのDesktopにLXDEを乗っけただけなので、
build-essentialとgitを予めインストールしておく。
5. Win10ホストとの共有フォルダを利用可能にするため、ユーザ
をvboxsfに追加しシステム再起動。
$ sudo gpasswd username(login中のユーザ) vboxsf
6. aptをupdate + upgradeで更新。
$ sudo apt update & upgrade
or
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
7. /home/username 以下の日本語化されたフォルダを英語に戻す。
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
※MX Linux19には上記コマンドがインストールされていなかったので、
わざわざパッケージをインストールしたが、Lubuntuはデフォルトで
あった。
8. F#インストールし、aptを更新。
$ sudo apt install fsharp
$ sudo apt update
※インタプリタ(fsharpi)を実行して終了する場合は、プロンプトで以下。
> #quit;;
9. 下記コマンドをターミナルで実行し、Microsoftキーとフィードを登録。
$ wget -q https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/19.04/packages-microsoft-prod.deb -O packages-microsoft-prod.deb
10. 下記コマンドをターミナルで実行し、.NET Core 3.1 SDKをインストール。
$ sudo apt update
$ sudo apt install apt-transport-https
$ sudo apt update
11. Boleroを/home/username/ 以下に任意のディレクトリを作成しgit clone。
$ mkdir workspace
$ cd workspace
$ git clone https://github.com/fsbolero/Bolero.git
$ dotnet --info
※上記コマンドで.NET Core SDK 3.1になっていればOK
13. Getting startedに従い、Bolero アプリを作成して実行してみる。
13-1.Boleroの.NET template作成。
$ dotnet new -i Bolero.Templates
13-2. HelloWorldフォルダを作成し新しいBoleroアプリを出力。
$ dotnet new bolero-app -o HelloWorld
※HelloWorldディレクトリはサーバやクライアントを実行するディレクトリ
になる(らしい)
13-3. HelloWorldフォルダに移動し、内部サーバを実行。
$ cd HelloWorld
$ dotnet run -p src/HelloWorld.Server
※サーバ起動コマンドを実行したターミナルではログが吐かれる。
※終了するときは、Ctrl + c
13-4. ブラウザから「localhost:5000」にアクセスし、作成したサンプル
画面が表示されるのを確認。
次はソースコードの中身を詳しく読んでみる。
[参考サイト]