VirtualBoxのManjaroのISOファイル中のインストーラー実行の際のproxy設定
Win10のVirtualBoxを利用してハマったプロキシ設定についてメモ。
VirtualBoxのデフォルトだと、[ファイル] - [環境設定] - [プロキシー]
で、「ホストのプロキシ設定を自動検出」がチェックされていて、
「手動プロキシー設定」を選ぼうとすると、「無効な設定」という
表示が出るので、多分、ホストのWin10のユーザー環境変数を
見て、パッケージをインストールしているのかな?
と思ったが、インストーラーを実行するとOpenboxもCinnamonも
93%以降、進まない現象があり、どう考えてもプロキシ設定で
引っかかってると思ったので改めて調べてみるとVitrualBox内の
インストーラーを実行するにしても、実行前にターミナルで設定する
必要があるらしい(ΦωΦ)
それ、VirtualBoxで設定してる意味ないというか不要なのでは?
[手順]
1. ターミナルを起動し、bash設定ファイル(.profile)に以下を
追加し保存。
(ex)設定内容(基本)
$ export http_proxy=http://user:pass@proxy.url:port/
$ export https_proxy=$http_proxy
※一応、再起動しておく。
$ source ~/.profile
※上記は環境に合わせて修正。
2. 管理者権限でsudoファイルを編集(下記1行を追加)し保存。
$ sudo visudo
Defaults env_keep += "http_proxy https_proxy"
3.管理者権限で /etc/pacman.confを編集。
$ sudo nano /etc/pacman.conf
※例ではnanoだがviでも可
※一応、再起動しておく。
$ source /etc/pacman.conf
4. 以下の項目から「#」を外してコメントイン。
5. /etc/wgetrc を開き、https_proxy,http_proxy,use_proxy = on
のコメントを外して編集し保存。
$ sudo vi /etc/wgetrc
#https_proxy = http://proxy.yoyodyne.com:18023/
#http_proxy = http://proxy.yoyodyne.com:18023/
#use_proxy = on
echo $http_proxy
echo $https_proxy
※上記は環境に合わせて修正。
※再起動後に、command not foundにならなければOKだが
まだ解消しないなーw(ΦωΦ;)
6. インストーラーを再実行。
※インストーラーはターミナルからファイルを指定して実行でも
メニューから起動しても可。
[参考サイト]
Cant get pacman to work through proxy[SOLVED] / Pacman & Package Upgrade Issues / Arch Linux Forums